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京都丹後でご馳走三昧~~♪ [京都]

母の介護が始まり、長期での旅は難しくなりましたが、
近場の一泊の旅でもまだまだ行きたい場所はあるもので、
ある日偶然、旅の雑誌で目にした何とも美味しそうなカニ料理に魅せられ、
母をしばし長姉と次姉に任せることになりました。
そして三姉が運転する車にもしものためのチェーンも載せ、
須磨から山陽道、中国道、舞鶴若狭道、綾部宮津道と高速道路をひた走り、
2時間ちょっとで到着したのは日本三景天橋立です。

いえね、今回久しぶりに丹後に来ることになり、何処を観光するかを考えたところ、
関西人にとっては、どこもお馴染みの場所で大いに迷ったんですよね。
それでいろいろ考えた挙句、やはりココでしょう!ということで、
ウン十年ぶりの再訪となった訳ですが・・・
以前のことはスッカリ記憶になかったわたしにとっては初めてと同じでした~[わーい(嬉しい顔)]

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という訳で、駐車場に車をおき先ずは、
「三人寄れば文殊の知恵」でお馴染の文殊堂へ行き、
室町時代に建てられた多宝塔や知恵の輪灯篭を見て、
その後、約8000本の松が茂る松並木の中へ・・・

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ところで、ここ天橋立は、陸奥の松島と安芸の宮島とともに、
日本三景といわれる特別名勝のひとつですが、
形が天に架かる橋のように見えることから、天橋立との名がついたそうです。
そして全長約3,6kmあり、歩くと約50分位だそうで、
ちょうどいいウォーキングだと話しながら・・・
でもその前に腹ごしらえしようと、向かったのははしだて茶屋です。

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天橋立名物で、こちらでとれたあさりを使ったそうな、
人気メニューのあさり丼(セットで1000円)をお願いし待つこと数分・・・

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サスガにあさりがタップリ使われ満足でしたが、
丼というには、薄めの味付けで出しも多過ぎるように思えチト残念!?

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そうやってお腹も満たし歩き始めたのですが、
ここへ来て先ほどまで晴れていた空に薄い幕がかかり、
この分じゃ傘松公園からの眺めも期待できないね~と話し、
与謝野寛・晶子夫妻の歌碑や日本の名水百選にも選ばれた湧水「磯清水」、
それに天橋立神社を経て30分ほどで、
元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)まで行きました。

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ちなみにこちらは、伊勢神宮に奉られる天照大神や豊受大神が
この地から伊勢に移されたという故事から元伊勢と呼ばれるそうです。

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そしてその後はケーブルカーに乗り、
天橋立を北側から一望できる展望所である傘松公園に降り立ったのですが、
生憎、大陸からやって来たニックキPM2,5のせいで見渡せない!!
「昇龍観」と呼ばれ天橋立が昇り龍のように見えるハズだったのにィ~~[パンチ]

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というわけで、発祥の地として有名な股のぞきもすることなく、
そそくさと下で待つ姉と合流したのでした。
いえね、見晴らしも悪いし何度も来てるからと、わたしだけ上がったんですよね。
そして帰りは歩くのはやめて、かもめに見送られながら船で帰り、
車に乗り込み今度は舟屋で知られる伊根を目指しました。

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ところで舟屋というと、ただ今無人島にその舟屋を建築中の
日本TVの人気番組「鉄腕!ダッシュ」を思い出します。
何でも器用にこなす腕利き大工の山口達也くんに感心しながらも、
遅々として進まないのにイライラしつつ、興味津々観ているのですが、
今はようやく壁が出来上がる頃かしら?
でね、その海辺ぎりぎりに建ち、1階を舟の格納庫として使い、
2階は住居となった家を舟屋というのですが、ここ伊根の舟屋は漁村としては初めて、
国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されたんですよね。

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そんなこともあり、昨今は観光客も多くなり、観光遊覧船もあるのですが、
時間の都合上、今回は先を急ぐことになりました。
というのも、この日の最終目的地である網野まで行くのに、
少し先で道路工事中とのことで178号線で通行止めに遭い、
峠越えを余儀なくされたもので、そりゃ明るいうちに行こうと、
散策も諦め、写真撮影だけで出発したのでした。
それで峠を上るにしたがい気のせいか?薄暗くなり、
そのうち下とは別世界の雪景色となった時にはビックリ!!

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いやぁ~いくらチェーンは搭載してるといえども少々心細くなり、
ヘアピンカーブでは両手でグリップをシカと掴むわたしを尻目に、
久しぶりに運転らしい運転ができると嬉々とする姉を何とも頼もしく思いました~[揺れるハート]
いえね、実はこの姉、運転好きが昂じてダンプに乗ってたこともあるんです。
なので心の底では安心しきっていたのですが・・・

そんなこんなで峠を無事に越え、178号線に合流し今宵の宿、
離湖のほとりに佇むオーベルジュ、水辺のホテル小さな白い花に到着です。

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それにしても、何とも可愛い名前ではありますが、チト長く覚え難いのが難点ですね~[あせあせ(飛び散る汗)]
でね、こちらでは丹後の海幸と野菜を使ったイタリアンを自慢としており、
冬は近海で獲れるイタリアンでの蟹コースをいただけるのです~~[ぴかぴか(新しい)]
それで蟹会席は途中で飽きるからと敬遠気味だった我々も、
イタリアンなら!と、足を延ばした次第です・・・

それで到着後、すぐにウエルカムドリンクをいただきましたが、
コーヒーも勿論のこと、イチゴのグラタンのスイーツが美味でした~[手(チョキ)]

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その後、夕食まで温泉に浸かり時間を潰し、
先ほどのスイーツの美味しさから食事への期待も大きく膨らみ、
いざレストランへ~~[るんるん]

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まず地元勢子ガニを使用した蟹の冷製ALLA MADONNNA
そしてノルウェー産サーモンカルパッチョとつづき、
濃厚なカニのスープが超美味だったカニのスペシャルクラブケーキ ビスクソース添え、
それと飲んでるワインに合うからと、先にチーズとドライフルーツの盛り合わせも出してくれ、
久美浜産モッツァレラとルッコラのサラダに、待ってました~~[ぴかぴか(新しい)]
雑誌の写真を見て決め手となった自家製生パスタカニのトマトクリームです。

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とにかくふんだんに入ったカニが美味なのは勿論のこと!
モチモチした手打ちパスタの美味しいこと!!
あのおっかない峠越えしてやって来た甲斐があったと、
姉と頷き合ったのでありました~~[揺れるハート]

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そしてここで口直しのレモンのグラニテが出て、その後にメインの登場で、
姉のは魚や貝も沢山入ったボリューム満点のズッパ・ディ・グランキ、
わたしはやはりカニ味噌が一番美味しかった3種のソースで味わうカニのスチームでした。

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いやぁ~もうお腹は一杯になりながらも、入る入る!?
ああでもサスガにデザートのフォンダンショコラは食べ切れず、
申し訳ないことをいたしました・・・

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そしてついでに、ここであくる朝の朝食も紹介しますと・・・
新鮮な果汁一杯のイチゴのジュースから始まり、
焼き立ての自家製パンと新鮮な野菜が甘く美味しかったサラダ、
それにトマトとルッコラが入ったオムレツと、
最初は和食と迷いましたが、スタッフのおススメの洋食にして良かったと思いました。

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それにしても、サスガにオーベルジュ!
正直、ホテルの部屋については使い辛さもありましたが、
お料理に関しては、どれもこれも文句ナシの美味しさで~~[ぴかぴか(新しい)]
またいつか、他の姉達とも一緒に来たいね~と話し、
薪釜で焼かれたピッツァをお土産に帰途に就いたのでありました・・・

あしあと(8)  コメント(12) 

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