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夏休み2011ー大山にてご馳走を~♪ [鳥取]

中国地方の最高峰である大山(だいせん※主峰の剣ヶ峰は標高1,729m)にある
大山レークホテルはその麓の大野湖畔にひっそりと佇んでおりました・・・

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外観はスイスのシャレーをイメージしてるそうですが、
趣の似た上高地の帝国ホテルほどにはウッディ感はなく、重厚さもなかったですね。
ただ、ラウンジにはあちらよりは小さめですが、同じ様なホワイエがあり、
ふと、わたしは、かのホテルを思い出しました・・・

実は、数年前から、こちらのフレンチが美味しいとの評判を聞き、
いつか行ってみたいと思っていたのが今回ようやく実現したのでした。
ただ、いざ訪れるにあたり問い合わせると、
今は全くのフレンチではなくなり、TVでもお馴染みの料理人、
神田川俊郎監修の「新・和洋創作料理」とのことで、
それはそれでまた楽しみだ~[るんるん]と家族みんなで心待ちにしていたのでした。

そして到着して、先ずは大山伽羅温泉に浸かり、
ゆったりと心もお腹も整えて、予定時間にレストランへと向かい・・・

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先ず出されたのは、ステビアトマトのゼリー寄せ
この「ステビア」って言葉をご存じの方は少ないと思いますが、
南アメリカ原産の多年草で甘味料として使われはじめ、
今ではこれを用いた栽培法があり、それで作られたという甘くて美味しいトマトです。
新鮮なカリフラワーやコーンと共に、珍しい海ぶどうも添えられ、
目と口、両方で楽しんだ一品でした~[ぴかぴか(新しい)]

そしてお次はアボガドの冷製スープ

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いつも言うように、冷製スープは好みではないけど、
アボガドに限っては、冷たい方がいいかも?とは思いましたね・・・

そして、お昼に続き、境港で獲れた本鮪と帆立貝柱のカルパッチョ

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この頃には、すでに白ワインのボトルが空になりそうでしたが、
辛うじて間に合い、皆で満足しつついただいたのは言うまでもありません~[手(チョキ)]

でも、お次の天然スズキの香草焼きバルサミコソースの時には、
案の定なくなり、今度はロゼを頼むことに・・・

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ただ、そのロゼが我々には甘過ぎ、急遽、赤ワインをお願いして無事に、
やわらか~い鳥取産和牛のローストビーフ
赤ワインソースと粒マスタードをいただいたのでした。

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その後は、大山産のコシヒカリのお茶漬けとデザート・コーヒーをいただきましたが、
どれもこれも、とても美味しく、みんなで「美味しい」を連呼しておりましたら、
わざわざ厨房から料理長が挨拶にお越し下さり、こちらの方が恐縮した次第です~[ふらふら]

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それにしても、この所あまり食欲がなく心配していた母が、
どれもこれも「美味しい」と言って口にしてくれたのが嬉しかったです~[揺れるハート]

そうやって、楽しみにしていた食事に大いに満足したあくる日の早朝、
大野池の周りに遊歩道があると聞いていたわたしは、
みんなより一足先に起き出し、朝食前の散歩に出掛けました。

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宿泊客が少なめだったということもあるんでしょうね?
人気はなく、鳥の鳴き声しか聞こえない山の朝、
木々に覆われ暗くて細い道をたった一人で歩きながら、
ふと数十メートル先に目をやると・・・
何やら白い塊のような物がこちらに向かって飛んで来るように見え、[がく~(落胆した顔)]
一瞬、獅子神の森に迷い込んだか?と思った矢先、それが犬だと判り、
向こうから聞こえる「犬は大丈夫ですか~~ァ[あせあせ(飛び散る汗)]」という切羽詰まった声と同時に、
大きな白い犬に体ごと飛び付かれたのでした~[どんっ(衝撃)]

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慌てて追い付いた方によると、こちらのホテルの飼い犬だそうで、
真っ白の7歳になるグレート・ピレニーズ犬でした。
宿泊客の目に触れることもなく、いつもは部屋の中で飼われてるそうで、
まさか人がいると思わず、リードをはずし、つかの間の外の空気を楽しんでいたのですね。

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とにかく、犬好きで特に大型犬が好きなわたしにしたら、
尻尾をふりふり甘えるようにくっ付いて来て、可愛い~ったらありゃしない~~[揺れるハート]
でも、沢山の宿泊客の中には、犬が苦手な方もいらっしゃいますし、
きっと連れていた方にしたら冷や汗タラ~ッ[たらーっ(汗)]だったことでしょう!?

そんな楽しいハプニングの後は朝日が差し込むレストランでの朝食となり・・・

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濃い牛乳から始まり、サラダ、スープ、オムレツ、
そして、旬の果物とヨーグルトなどが所狭しとテーブルに並びましたが、
中でも特に、焼き立てのパンの数々がどれも美味しくて~~[ぴかぴか(新しい)]
朝からついつい食べ過ぎたわたし達でした。

そうやって楽しみにしていた大山レークホテルとお別れして、
せっかくだからと、天台宗別格本山大山寺に寄ることにし、
代表してわたしだけが本堂まで登りお参りして来たのでした・・・

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ところで、今回久しぶりに訪れた大山にもありましたわ!
登山道の登り口近くの駐車場からもよく見えます。
大山寺橋を渡った所にあのモンベルが~[ひらめき]
真新しい、2階建てガラス張りの明るい店構えに嫌でも目が行き、ついつい入りたくなり、
案の定、買い物好きな大姉が、いつ使う予定か?
大山店でのみ売られてるという水筒を手にレジへ~[わーい(嬉しい顔)]
うぅ~ん、サスガ辰野会長!?と、最後に・・・
ここ数年、順調に業績を伸ばす手腕に感心しつつ帰路に着いたのでありました。

あしあと(12)  コメント(19) 
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夏休み2011ー妻木晩田遺跡と境港 [鳥取]

それは、島根半島を向こうにした、美保湾を見下ろす小高い丘の上にありました・・・

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妻木晩田遺跡(むきばんだいせき)
今から約2000年~1700年前に栄えたという村で、
およそ900棟の住居や建物跡、そして30基以上の墳丘墓の跡が見つかった、
152haにも及ぶ国内最大級の弥生時代の集落跡です。

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こちらは、中国地方の最高峰「大山」の麓に位置し、
丘陵の尾根上で生活した弥生人の痕跡が広大な範囲で残っています。
また、その痕跡は決して同じ時期のものではなく、
弥生時代の終わり頃の、約300年間にもおよぶもので、
今は、全体のおよそ1/10が発掘調査され、その整備の終わった一部を公開しています。

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以前から、この地域には遺跡が多いということは知っていたのですが、
この妻木晩田遺跡については、偶然サイトで見付け、
境港へ行く途中に立ち寄ることにしました。

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お天気が良ければ、隠岐の島まで見えるという見晴らしの良い丘の上で、
沢山の人達が暮らしていたそうで、
今は建物跡の形や大きさ・焼失住居・建築部材・絵画土器などを元に、
高床倉庫や竪穴住居が復元されています。

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また、入場無料の“弥生の館むきばんだ”では、
弥生のくらしをテーマにした展示物もあり、
我々の祖先の暮らしぶりを垣間見ることができます。

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とにかく、まだご存じない方も多いと思いますので、
知ったかぶりするのは止めて、詳しい内容は公式サイトをご覧下さるようお願いして、
こんな無料で有意義な施設があるということだけをここに紹介しておきますね。

ということで、短い時間でしたが、太古の昔に思いを馳せ、お次は境港を目指し・・・

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先ずは、お昼時ということで、手軽に回転寿司をいただきに、
海を目の前にしたお魚天国 すし若 竹内1号店へ~[ひらめき]
いえね、出掛ける前から一応、食べログでチェックはしていたのですが、
妻木晩田遺跡で仲良くなったスタッフからもお墨付きをいただき、
「こりゃ、絶対に行かなきゃ!」と渋滞に巻き込まれながらも車を走らせたのでした。

そして運良く、待つ事なく席につき、みんなでいろいろ注文したのですが、
その日の朝、自社船が水揚げした新鮮なネタの大抵が一皿120円で、
どれもこれも文句なく美味しくて~~[ぴかぴか(新しい)]

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それで気を良くして、滅多に口に入らないからと、
ここで1番高価な600円の大とろを注文したのですが、
見た目にも普通のトロとは違い、トロッと口の中で溶けましたわ~~[揺れるハート]
いやぁ~家族5人、これで5000円未満ですものね~[目]
そりゃ、お客さんが多いのも頷けます。

そしてその後は、今や境港といいますと・・・
ゲゲゲでお馴染みの水木しげるの出身地でもあり、
平日とはいえ、夏休み中ということで沢山の観光客に交じって、
水木先生のブロンズ像が立ち並ぶ水木ロードを散策したのでした。

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この時は、まだ夏休みということでか?着ぐるみの鬼太郎までお出ましで、
街中が水木ワールドと化し、まるでテーマパークのようで、
いかにゲゲゲ人気が町興しの一端を担っているかを痛感したわたし達でした・・・

そして、この後はこの旅1番のお楽しみ~~[るんるん]
その日の宿、大山レークホテルを目指して車は進んだのでした~[車(RV)][ダッシュ(走り出すさま)]

あしあと(11)  コメント(15) 
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