第一次的台湾♪食べある記 その4 [台湾]
そしてあくる日、最後の日の午前中は、
わたしが楽しみにしていた林本源園邸を訪れました。
わたしが楽しみにしていた林本源園邸を訪れました。
4日目ともなり、すでに乗り慣れたMRTで府中駅まで行き、
そこから道を聞きながら、10分ほどで到着した林本源園邸は、
台湾一の大富豪である林家が莫大なお金をつぎ込み、40年もの年月をかけて建立した、
台湾では数少ない清朝末期の建物で、今では台湾国内唯一の庭園遺跡となっています。
そこから道を聞きながら、10分ほどで到着した林本源園邸は、
台湾一の大富豪である林家が莫大なお金をつぎ込み、40年もの年月をかけて建立した、
台湾では数少ない清朝末期の建物で、今では台湾国内唯一の庭園遺跡となっています。
そんな建物にしては、意外な程こじんまりとした門をくぐると、
真っすぐに伸びた道があり、その手前の右手に受け付けがありました。
そしてすぐに、片言の日本語を話す愛想のいいオバサマが出てらしたのですが・・・
真っすぐに伸びた道があり、その手前の右手に受け付けがありました。
そしてすぐに、片言の日本語を話す愛想のいいオバサマが出てらしたのですが・・・
いくら無料とはいえ、国が管理する庭園と違い、
お邸は今でも林家が管理しているので、見学は勝手には出来ず、
ガイド付きの予約制と聞いていたので、予約してなかった我々は無理かな?と思いながら、
一応、「今日はお邸の見学は無理ですよね?」とお尋ねしたところ、
わたしの質問を理解して下さったのかどうか?ハッキリ解らないながら、
「ここに必ず11時に来て下さい。必ずね!」と、その場所まで連れてってくれたのです。
それで、その11時までにはまだ時間があったもので、
それまでの間、左手に広がる庭園の見学をすることにしたのでした。
ただ、あとで判ったことですが・・・
最初はそれほど広く感じなかった庭園も、6054坪もあり、
到底、短時間では回り切れず、とりあえず近い建物だけを見学することに・・・
お邸は今でも林家が管理しているので、見学は勝手には出来ず、
ガイド付きの予約制と聞いていたので、予約してなかった我々は無理かな?と思いながら、
一応、「今日はお邸の見学は無理ですよね?」とお尋ねしたところ、
わたしの質問を理解して下さったのかどうか?ハッキリ解らないながら、
「ここに必ず11時に来て下さい。必ずね!」と、その場所まで連れてってくれたのです。
それで、その11時までにはまだ時間があったもので、
それまでの間、左手に広がる庭園の見学をすることにしたのでした。
ただ、あとで判ったことですが・・・
最初はそれほど広く感じなかった庭園も、6054坪もあり、
到底、短時間では回り切れず、とりあえず近い建物だけを見学することに・・・
こちらは「汲古書屋」で、“古い智慧を汲む”という意味の書庫だそうですが、
窓の石の柵に施された飾りも緻密なソレで細部に対しての拘りを感じました。
窓の石の柵に施された飾りも緻密なソレで細部に対しての拘りを感じました。
大きなガジュマルの木に圧倒されながら次に入室したのは「方鑑齋」です。
こちらには四角い池があり、その池を挟んで両端に休憩所があったのですが、
何でもそこで、林家の兄弟が本を読んだり詩を吟じたりしたそうな・・・
こちらには四角い池があり、その池を挟んで両端に休憩所があったのですが、
何でもそこで、林家の兄弟が本を読んだり詩を吟じたりしたそうな・・・
それにしても、無情の雨ですね~
と、ここまで来て、ふと時計を見れば、早、約束の11時近くとなっており、
急いで約束の場所へ引き戻しました。
そこで待っててくれたのは、先ほどのオバサマと、日本語が堪能なガイドさんでした。
ちなみに、この方々はボランティアだそうで、日本語ガイドも常駐なさってるようですね。
そうやって、我々とガイドさん達4人だけで、小さな門から塀の中へ入ったのですが、
外観のみ写真撮影の許可をいただきました。
と、ここまで来て、ふと時計を見れば、早、約束の11時近くとなっており、
急いで約束の場所へ引き戻しました。
そこで待っててくれたのは、先ほどのオバサマと、日本語が堪能なガイドさんでした。
ちなみに、この方々はボランティアだそうで、日本語ガイドも常駐なさってるようですね。
そうやって、我々とガイドさん達4人だけで、小さな門から塀の中へ入ったのですが、
外観のみ写真撮影の許可をいただきました。
写真が鮮明でなく申し訳ないですが、
屋根の先っぽは、燕の尻尾をイメージしてるそうですし、
とにかく魚や麒麟などなど、あらゆるお目出度いモノで彩られておりました。
屋根の先っぽは、燕の尻尾をイメージしてるそうですし、
とにかく魚や麒麟などなど、あらゆるお目出度いモノで彩られておりました。
特に天井は、黄色に黒でトラを表しているそうで、虎もお目出度いと初めて知りました。
それと、外壁にはレンガのかけらで花が描かれておりましたし、
木の扉には、繊細で何とも可愛い色とりどりの花で飾られていました。
それと、外壁にはレンガのかけらで花が描かれておりましたし、
木の扉には、繊細で何とも可愛い色とりどりの花で飾られていました。
そして、いよいよ中に入ると、すでに中で待機してらした方がもう一人いて、
その方を林家の親族の一人だと紹介され、
ガイドさんがしきりに「お金持ちです」とおっしゃっていたのが面白かったです。
それで内部はといいますと、中国建築独特の四合院となっておりましたが、
それ程広さも感じられず、あっという間に見学が終わってしまいチト残念に思いました。
というのも、部屋の内部までは入れないし、
調度品がある訳でもないので、それはまあ、仕方ないことですね・・・
その方を林家の親族の一人だと紹介され、
ガイドさんがしきりに「お金持ちです」とおっしゃっていたのが面白かったです。
それで内部はといいますと、中国建築独特の四合院となっておりましたが、
それ程広さも感じられず、あっという間に見学が終わってしまいチト残念に思いました。
というのも、部屋の内部までは入れないし、
調度品がある訳でもないので、それはまあ、仕方ないことですね・・・
そうやってガイドさん達と記念撮影をして、もう一度庭園の見学のやり直しです。
ただ、時間もなくなりつつあり、後は足早で回ることとなり、
いろんな福をもたらすモチーフの透かし窓を気にしつつ・・・
ただ、時間もなくなりつつあり、後は足早で回ることとなり、
いろんな福をもたらすモチーフの透かし窓を気にしつつ・・・
細い迷路のような道やマンゴーの木の下を歩き、どうにか一周し、
ようやく林家の人々が飼っていたという、孔雀がいる「梅花亭」に到着したのでした。
ようやく林家の人々が飼っていたという、孔雀がいる「梅花亭」に到着したのでした。
こちらには、雄と雌つがいで飼われているのですが、
我々がカメラを向けると、このように綺麗に翼を広げての大サービス?でした~
我々がカメラを向けると、このように綺麗に翼を広げての大サービス?でした~
その後、お決まりのお土産屋さんに立ち寄り、こちらを後にしましたが、
日本じゃ滅多に見れない、本格的な清朝時代の建物を観ることが出来、
中国映画好きにとっては、とても楽しいひと時でありました~
日本じゃ滅多に見れない、本格的な清朝時代の建物を観ることが出来、
中国映画好きにとっては、とても楽しいひと時でありました~
そして、こちらへ来る時に通った道を後戻りし、
ちょうどお昼時ということで、食事や買い物に沢山の人でごった返す、
こちらの市場で軽くランチすることになりました。
ちょうどお昼時ということで、食事や買い物に沢山の人でごった返す、
こちらの市場で軽くランチすることになりました。
魚や鶏、はたまた臓物ばかりの店や、
ヤケに赤が目立つ派手な品揃えの服屋が所狭しと並んだ一画で、
ひと際お客が多い店があり、makiちゃんの「ここにしましょう!」との一声で、
店先で手際良く焼かれる餃子とホクホク湯気の経つ蒸し器に入った小龍包を注文したのでした。
ヤケに赤が目立つ派手な品揃えの服屋が所狭しと並んだ一画で、
ひと際お客が多い店があり、makiちゃんの「ここにしましょう!」との一声で、
店先で手際良く焼かれる餃子とホクホク湯気の経つ蒸し器に入った小龍包を注文したのでした。
そして待つ事数分で目の前に出されたのですが、
はて?鼎泰豊のように、食べ方のレクチャー表があるでもなし、第一にタレがありません。
それでタレは自分達で作るのだと判明したのですが、
ソース類はみな同じ容器でどれが何かも判らない~
それで他のテーブルで食べてた人達を真似ようとキョロキョロしていたら、
隣にいた男性ばかりのグループの中で、一番若手と思しき彼が、
ソッと一つ差し出してくれたのでした~
はて?鼎泰豊のように、食べ方のレクチャー表があるでもなし、第一にタレがありません。
それでタレは自分達で作るのだと判明したのですが、
ソース類はみな同じ容器でどれが何かも判らない~
それで他のテーブルで食べてた人達を真似ようとキョロキョロしていたら、
隣にいた男性ばかりのグループの中で、一番若手と思しき彼が、
ソッと一つ差し出してくれたのでした~
それで礼を言い、食べてみるとお酢のようで、
皆さん、その他にもいろいろ入れてるようでしたが、
わたしはソレにソースらしきものを混ぜて豆乳と共にいただいたのですが、
サスガ市場の人気店!決して、鼎泰豊のような上品なお味ではないけれど、
台湾の一般庶民のお味はこれだ!と思える家庭的な温もりのある美味しさで、
ふと数年前、台湾人の友人が自ら作って持って来てくれた小龍包を思い出したわたしです。
皆さん、その他にもいろいろ入れてるようでしたが、
わたしはソレにソースらしきものを混ぜて豆乳と共にいただいたのですが、
サスガ市場の人気店!決して、鼎泰豊のような上品なお味ではないけれど、
台湾の一般庶民のお味はこれだ!と思える家庭的な温もりのある美味しさで、
ふと数年前、台湾人の友人が自ら作って持って来てくれた小龍包を思い出したわたしです。
それにしても、サスガ人気店!昼食時を過ぎ、お客は一段落しても、
お父さんもお姉さんも手を休めようとはせず、黙々と餃子の皮を包んでいたのですが、
すでに、夕方の仕込みが始まっていたんでしょうね・・・
お父さんもお姉さんも手を休めようとはせず、黙々と餃子の皮を包んでいたのですが、
すでに、夕方の仕込みが始まっていたんでしょうね・・・
今回は、思いの外長くなってしまったので、山蘇のお話は次回必ず!
4日目の午後へとつづきます・・・
4日目の午後へとつづきます・・・
しっとりしていていい庭ですね。蓮の葉には雨と雨蛙が似合います。私も台湾に行きたくなってきました。勝手知ったる他人の町、MRTを自由自在に乗りこなすcolletさん、かっこいいでrすね。
by 雀翁 (2012-03-04 22:23)
どうも、雨にたたられたようですね。^^;
でも、その分しっとり感があって、お庭の景色は良かったですね。
クジャクが、広げた羽を見れたのは、ラッキーですよ。
全体を通して、赤が多いですね。
南国ですね~ ^^
by よしあき・ギャラリー (2012-03-05 06:04)
★雀翁さんへ
そうですね~残念な雨でしたが、反対に緑が綺麗で・・・
言うほどには、お天気も気になりませんでした~(^^ゞ
それと、ソウルの地下鉄でもそうでしたが、2日ほどで慣れますね。
そういう点では、海外生活にも馴染みやすい性質かもです~(?_?)
★wattanaさんお立寄りありがとうございます~^^;
by collet (2012-03-05 10:59)
★よしあきさんへ
お天気だけは仕方ないですね~(-"-)
でもまあ、雨もずっと降り続くわけでもなかったので・・・
ところで、こちらの景色は絵になりますよ~~♪
歩きながら、よしあきさんが描いたらどんなかしら?なんて考えてました~(^^ゞ
それと赤が多いというのは、地下鉄の中でも思いました!
乗った途端、数人の赤の服が飛び込んできて驚きました~(@_@;)
あんな光景、日本じゃ滅多にないです!!
by collet (2012-03-05 11:07)
盛りだくさんで、楽しそうですね。
とくかく食べ物の美味しい場所は、多少観光で無理しても結果満足できますね。
今度連れてってください・・・途中で音を上げるかもしれませんが ^_^);
by gwan3 (2012-03-05 13:55)
★Ritaさんお立寄りありがとうございます~~(^^♪
★gwan3さんもありがとうございます!
はいはい、途中で音を上げそうになったら・・・
やはり台湾ですからね~目の前に人参をぶら下げられた馬の如く?
美味しい麺でも目の前にチラつかせましょうかね~(~o~)
by collet (2012-03-05 16:22)
ん、まー、どんだけ~
あ!makiちゃん。すっかりご無沙汰。
久しぶりに訪問したらblogも停滞してた(^_^;)
by わか (2012-03-05 19:23)
はじめまして!台湾食べ歩きという言葉に惹かれやってきました。
写真のセンス、レイアウトなどとても素敵ですね!
林本源園邸は行ったことなかったですが、
今度はぜひ行きたいと思いました。
それにしても、孔雀大サービスですね!
天気は雨でもこのサービスっぷりは台湾に歓迎されてると思いますね~。
by anja-nai19 (2012-03-05 21:13)
歴史的な建物だけあり、精緻で美しいですね。それに写真の配置も見事ですね。
by たいちさん (2012-03-05 22:21)
こんなに素敵なところがあったなんて!!
せっかくお出かけをするなら
ちゃんとリサーチしないとだめですね・・・
去年の家族旅行は
のんびり美味しいものを食べようがテーマだったけど
古い建物好きだから
行きたかったなあ
一回でいいかもと思っていたけど
この旅行記みて
もう一度行ってみようかしらん
という気になりました^^
by kaoru (2012-03-07 10:55)
★わかさんへ
うぅ~~ん、ナンと言われようと・・・
美味しいモノには逆らえませんわ~~(^^ゞ
それから停滞中のmakiちゃんちにもお訪ねいただいたようで、
本人に代わりまして、どうもありがとうです~~<m(__)m>
★anja-nai19さんへ
コメントをありがとうございました!
ましてや、何やらお褒めいただき、恥かしいやら嬉しいやらで、
重ね重ね、ありがとうございます~(^^ゞ
ところで、林本源園邸へはまだお出掛けではなかったのですね。
では、ぜひぜひ~~!(^^)!
で、anja-nai19さんも孔雀の大サービスを満喫して来て下さいませ~~♪
>台湾に歓迎されてると思いますね~。
そうかしらん!?そうだったら、嬉しいです~~(#^.^#)
by collet (2012-03-07 15:35)
★たいちさんへ
たいちさんもこちらは気に入っていただけると思いますよ。
いつか、訪台の機会には、ぜひどうぞ!
それから、お褒めのお言葉、ありがとうございます~(#^.^#)
★kaoruさんへ
ええ~~ご存じなかったの!
最近は、日本人観光客も多いと聞きましたが・・・
ではまた機会があれば、その時にはぜひどうぞ!
台北駅からも近いですよ~~(*^^)v
それから、この記事が、
これから訪台なさる方の参考になれば嬉しいです。
でもって、kaoruさんのようにもう一度!との気持ちになって頂くのもね~(^_-)-☆
あっ、もしかして次項の猫空もご存じない??
by collet (2012-03-07 15:47)
予約なしでも見学できて良かったですねぇ〜。日本語堪能なガイドさんが
いらっしゃるのが11時だったのですねぇ。お優しいマダムです。
素敵ですねぇ。いつか行ってみたいです。
by みんこ (2012-03-11 00:25)
★みんこさんへ
お聞きしたところ、日本人観光客も沢山おみえだそうです。
それで前もっての予約制になってるようですが、
この日は雨ということもあり、見学者も少なくOKだったのかも!?
とにかく、終わり良ければ全て良し~~(*^^)v
by collet (2012-03-11 17:23)
林本源園邸はウチらも想い出深い場所なんです。行って頂いて嬉しいです。
by Taddy (2012-03-13 12:07)
★Taddyさんへ
想い出深い場所って!?
あっ、もしかしてお住まいでしたこちらに??
それとも、結婚前に太太さんとよくデートしてたとか~♪
いやぁ~気になるわ~~(';')
★makiちゃんポチポチありがとう~(^_-)-☆
by collet (2012-03-14 17:21)